ボランティア活動からの卒業
6月中旬から通い続けた、いわき市でのボランティア活動。
昨日で延べ日数30日となりました。
ボランティアセンターも当初は「災害復旧ボランティアセンター」という名称でした。
そして9月よりは「復興支援ボランティアセンター」と名称を変え活動日も毎日ではなく毎週、木金土になり・・・・・
そして今日が最終日となりました。
これで終わりでは無いですけど。
本来ボランティアセンターと言うものは各市町村の社会福祉協議会に常に存在しているものです。
そしていわきでも未だ被災された方からの依頼が無くなった訳ではありません。
ニーズの受付はこれからも続き、依頼が有った場合は活動日を調整しボランティアを募るそうです。
なので通常のボランティアセンターの「復興支援班」として活動は続くそうです。
ですが僕は思うとこがあり「復興支援ボランティアセンター」が閉所となる今週を期に卒業する事と決めました。
長かった様で、あっと言う間に過ぎ去って行った4ヵ月半。
得たものも失ったものも沢山あったと思います。
でも僕にとっては「オアシス」だった様に感じます。
自分の為にではなく他人の為に集まった気持ち良い人間達の作るオアシス。
とても居心地の良い場所でした。
しかし、その居心地の良い場所に長居をし過ぎてしまったのかもしれない。
所詮は自分が悪いのだが、ぬるま湯に浸かり過ぎてフヌケになり普段の生活や仕事を疎かにしてしまっていた。
世の中は良い人間ばかりではない。
自分の利益しか考えられない奴。
ここぞとばかりに抜け駆けする奴。
蔑み嘲笑う奴。
褒めて欲しいとは思った事は無かった。
でも理解してくれる、協力してくれると甘い考えを持っていた事は確かだった。
一時は人間不信になるくらい落ち込んだ事も有った。
いわきという土地を恨みたくなった事も。
自分が良かれと信じ続けてきた来た事を後悔し全て忘れ去りたいくらいに。
でもそんな時に精神的に助けてくれたのはやはりボランティア仲間でありスタッフでした。
熱き思いと優しい心を持った善人達。
でもいつまでも甘えている訳には行かない。
厳しい人間社会を生き抜いて行かなければならないのだから。
まだ何も解決してないのかもしれない。
でも自分で引き起こした問題なのだから何とかしなければ。
先ず今しなければいけない事は自分を助けてくれた仲間達に「俺は大丈夫やで!」という所を見せる所からだと思って居る。
11月12日にはいわきで「ボランティア感謝の集い」が行われます。
それが僕の本当の卒業になる事でしょう。
この記事へのコメント
感謝の集い、もうすぐですね!
色々な思いがあることかと思いますが、良い時になりますように☆
私もいわきが好きです( ´ ▽ ` )ノ
いわきの噂聞いてるで~~
ボラは未だ行きたい様な区切りを大事にするべきか複雑な心境です。