自己満足
やはりボランティアは癖になってしまうとこが有るようで・・・・・・
先々週は4日
先週は3日
今週はちょっと仕事が立て込んで来たんだけど月曜に1日だけ行ってきました。
そして更に嬉しい事が有りました。
何度か作業に入っていた某水産加工工場。
当初は全壊認定を受けて建物解体予定でした。
なので解体前の瓦礫や土砂や機材等の片付けの作業を行って来ました。
そして月曜も偶然にも同じ工場に派遣されました。
作業内容は床や壁の水洗い清掃。
最初は解体する建物なのにと疑問に感じたのですが工場に着いてみると・・・・・?
外壁に大きくマジックで書かれていた「解体」の文字が消されているではないですか。
社長さんも当初は諦めていたものの何日もボランティアが入り段々と綺麗になってきた工場をみて心変わりしたようでした。
建物自体はしっかりした鉄骨構造なので痛んだところを直せば未だいけると。
ボランティアさん達の頑張りが実を結んだと思うと嬉しくてなりません。
あくまでも自己満足ですけど。
民家などでは重機解体により家財などの片付けも不要とされているところもあります。
それでも依頼主の心情で解体されるにしても今まで住んで来た思い出の有る家なので最後は綺麗にしてお別れしたいと依頼される事も多々有ります。
また重機解体後の片付けを依頼される事もあります。
寂しい顔をしながらも無くなってしまった家と同じに私達にも感謝の気持ちで頭を下げられる依頼主がそこには居られます。
だから私達は頑張れる。
どんな内容でも理不尽に思える事でも依頼主にとっては困っているからこそ依頼してきます。
なので私達はどんな事でも依頼が有れば気持ち良く引き受けます。
そこには満足感・達成感が有るから。
自己満足かもしれないけど。
だけどそこには自己満足を超える物があります。
いつも逆に勇気やパワーを頂いている感じがしてなりません。
だからこそ、これからも時間が取れれば被災地に足が向いてしまうのだと思います。
もしこれからボランティアに行きたいと思っている方に。
私はいわき市から1ヶ月間有効の「災害復旧従事車両証明書」を発行していただいています。
なので往復の高速代は無料になります。
高速代が掛からず燃料代だけで行けるとなればかなり行き易くなりますよね。
私も同じでしたが個人でも発行される事はボランティアセンターで始めて知ったと言われる方が多くいました。
そしてこの証明書は自分の住む自治体でも発行して頂けるそうです。
私も今使っている証明書の有効期限が切れたら次回は地元の役所で申請してみようと思います。
この記事へのコメント
暑くなると体力的にも益々ご苦労あると思います
TVで度々報道されてる八戸の岸壁に乗り上げたイカ釣り船は
私の勤務先の副会長の船です 大きな(と、言っても中小企業ですが)
会社はともかく家族だけでやっていた船主さんは、ショックから
立ち直れず、ヤル気をなくし国の助成も断り廃業したいと言っています
そんな状況の中で、その加工場の社長さんもSHOさん達ボランティアに
助けられ、心の勇気をもらったのではないでしょうか。
どうか熱中症にご注意のうえ、これからも頑張って下さい。
何かやらなきゃと悩んだ結果でしたが一度参加してみると特別な事ではなく普通な事になってしまうのに自分でもビックリしています。
今一番の悩みは暑さで車中泊の限界が迫ってきてる事です。
いわき市内の安いホテルや旅館は現在、原発作業員や復旧作業員、保険調査員等で満杯でネットカフェ等で宿泊してるボラさんもいます。
岩手や宮城ではボラのテント村があったり体育館などの提供が有ったりするので場所を移すか悩んで居ます。
一日も早い復旧を願いたいですね。